最新記事

トランプ政権

NAFTA再交渉、米国が圧倒的に優位なネット通販の自由化提案

2017年8月11日(金)10時30分

8月9日、北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で、米政府が電子商取引分野の自由化をメキシコとカナダに提案し、両国の反発を招いている。写真はアマゾンのロゴ。6月に撮影(2017年 ロイター/CARLOS JASSO)

北米自由貿易協定(NAFTA)の再交渉で、米政府が電子商取引分野の自由化をメキシコとカナダに提案し、両国の反発を招いている。

米通商代表部(USTR)は両国に対して、アマゾン・ドット・コムやイーベイなどのオンラインサイトを通じた商品輸入について、免税限度額を米国と同じ800ドルに引き上げるようメキシコとカナダに要求。

現在の限度額は、メキシコが50ドル、カナダが20カナダドルで、米国の提案に応じれば、限度額の大幅な引き上げとなる。

メキシコは、限度額を引き上げれば、アジアなどから安価な製品が国内に流入すると懸念。カナダでも、国内の小売業者が米国のオンラインサイトとの値下げ競争にさらされるとの懸念が浮上している。

両国は現在、正式な対応を検討中だが、メキシコは現在の形の提案には強く反対する方向に傾いている。カナダも反対を表明する可能性がある。

米国のトランプ政権は保護主義的な政策を掲げているが、米国企業が圧倒的なシェアを持つ電子商取引分野については、貿易自由化を訴えていることになる。

アマゾンとイーベイはコメントを控えている。

[メキシコ市 9日 ロイター]


120x28 Reuters.gif

Copyright (C) 2017トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます

ニュース速報

ワールド

首相と加計理事長、愛媛県文書の面会記録確認できず=

ワールド

イランに「史上最強」制裁も、米国が核放棄など12項

ビジネス

ドイツ経済は力強い回復局面、第1四半期の減速は一時

ワールド

ベネズエラ大統領再選、国際社会から非難強まる 米国

MAGAZINE

特集:交渉の達人 金正恩

2018-5・29号(5/22発売)

未熟な若者から狂気の独裁者へ、そして平和の立役者? トランプから譲歩を引き出す金正恩の交渉力

人気ランキング

  • 1

    結婚式はハリー王子の「禊」 呪縛を解き放ったメーガンの「操縦術」がすごい!

  • 2

    メーガン・マークルはダイアナの二の舞にはならない

  • 3

    韓国、アベンジャーズ1000万人の大ヒット その影でヤバすぎる誤訳問題が炎上

  • 4

    結婚はしたけど、メーガン・マークルのビザ取得には…

  • 5

    北朝鮮から軍将校と住民が「脱北」 19日未明に黄海上…

  • 6

    「英王室はそれでも黒人プリンセスを認めない」

  • 7

    ハリー王子の元カノが結婚に尻込みしたワケ

  • 8

    「肥だめ」よりひどい?メーガン・マークルに対する…

  • 9

    ヘンリー王子の結婚で英王室は変わるのか

  • 10

    「北の急変は中国の影響」なのか?──トランプ発言を…

  • 1

    北朝鮮から軍将校と住民が「脱北」 19日未明に黄海上で韓国側へ亡命

  • 2

    北の「日本メディア外し」は日本への歪んだ求愛

  • 3

    愛犬が2足歩行し始めた! 近所をざわつかせたその正体は

  • 4

    米でうつ病が5年で33%増、その理由は...

  • 5

    韓国、アベンジャーズ1000万人の大ヒット その影で…

  • 6

    「英王室はそれでも黒人プリンセスを認めない」

  • 7

    朝鮮半島「統一」の経済的恩恵は大きい、ただし......

  • 8

    「孤独のグルメ」が広がる韓国〜変わる韓国の日本食…

  • 9

    アメフト悪質タックル事件を、アメリカから考えると

  • 10

    結婚式はハリー王子の「禊」 呪縛を解き放ったメー…

  • 1

    北朝鮮から軍将校と住民が「脱北」 19日未明に黄海上で韓国側へ亡命

  • 2

    「いい加減にしないと暴動起こす」北朝鮮国民の不満が爆発寸前

  • 3

    「何かがおかしい...」国のやり方を疑い始めた北朝鮮の人々

  • 4

    北の「日本メディア外し」は日本への歪んだ求愛

  • 5

    左耳を失った米女性兵士、前腕で育てた耳の移植手術…

  • 6

    「売春島」三重県にあった日本最後の「桃源郷」はい…

  • 7

    愛犬が2足歩行し始めた! 近所をざわつかせたその正…

  • 8

    「クラスで一番の美人は金正恩の性奴隷になった」

  • 9

    中身なし、マニュアル頼み、上から目線......「日本…

  • 10

    14億人を格付けする中国の「社会信用システム」本格…

グローバル人材を目指す Newsweek 日本版を読みながらグローバルトレンドを学ぶ
日本再発見 シーズン2
定期購読
期間限定、アップルNewsstandで30日間の無料トライアル実施中!
メールマガジン登録
売り切れのないDigital版はこちら

MOOK

ニューズウィーク日本版

SPECIAL ISSUE 丸ごと1冊 プーチン

絶賛発売中!

STORIES ARCHIVE

  • 2018年5月
  • 2018年4月
  • 2018年3月
  • 2018年2月
  • 2018年1月
  • 2017年12月