最新記事
SDGs

学校で広がる「SDGsラジオ」の波...教員たちの「何を・どう教えたら?」の声に応える

SOUND WAVES OF SUSTAINABILITY

2026年2月10日(火)14時28分
一ノ瀬伸 (ライター)
SDGsラジオを聞く学生たち

子供たちがキャリアを考えるきっかけに COURTESY OF KESION

<企業のSDGs活動を1分にまとめて教材に。約4600の小中学校で広がる「SDGsラジオ」とは何なのか?>

SDGsをどう教えたらよいのか分からない──そんな教育者たちの声に寄り添うように、全国の教育現場で「SDGsラジオ」が広がりを見せている。企業のサステナブルな取り組みを1分ほどの短い音声で伝える教育コンテンツは、現在、約4600校の小中学校で導入中だ。

運営するのは、広告会社のケシオン(大阪府)。同社は学校のブランディングや学生募集の支援なども手掛けてきた。その中で、教育関係者から聞いた「悩み」がSDGsラジオを立ち上げるきっかけになったと同社企画部の岡本治樹は語る。


「SDGsは教育現場でも重視されているが、決まった教材もなく、『何をどう教えたらよいのか』と悩む先生が多かった。一方で、自社のサステナビリティー活動をもっと広く発信したい、と考える企業も多い。両者に向き合いながら、子供たちに学びの機会を提供できないかと考えた」

こうした思いから2024年1月に始まったSDGsラジオは現在、業種の異なる約20社に関する100本以上の音声コンテンツをウェブサイトに掲載。随時拡大中だ。

「電車でのお出かけは、地球にやさしい」(JR西日本)、「世界最強の薬はないの?」(日本調剤)など、テーマごとにキャッチーな見出しが付いたコンテンツは、内容もコンパクトにまとめられている。

メンバーシップ無料
ニューズウィーク日本版メンバーシップ登録
あわせて読みたい
ニュース速報

ワールド

米国防長官、イラン攻撃「最も激しい日に」 最多の戦

ワールド

イランの「黒い雨」、WHOが健康被害を警告 

ワールド

欧州委員長、原発縮小は「戦略ミス」 化石燃料依存に

ワールド

G7、石油備蓄放出のシナリオ策定をIEAに要請=仏
あわせて読みたい
MAGAZINE
特集:教養としてのミュージカル入門
特集:教養としてのミュージカル入門
2026年3月17日号(3/10発売)

社会と時代を鮮烈に描き出すミュージカル。意外にポリティカルなエンタメの「魔力」を学ぶ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開された皇太子夫妻の写真が話題に
  • 4
    「一日中見てられる...」元プロゴルファー女性の「目…
  • 5
    人間ダンサーを連れて「圧巻のパフォーマンス」...こ…
  • 6
    40年以上ぶり...イスラエル戦闘機「F-35I」が、イラ…
  • 7
    身長や外見も審査され、軍隊並みの訓練を受ける...中…
  • 8
    ホルムズ海峡封鎖、石油危機より怖い「肥料ショック」
  • 9
    トランプも無視できない? イランで浮上した「危機管…
  • 10
    イランがドバイ国際空港にドローン攻撃...爆発の瞬間…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...撮影はパパ
  • 3
    イラン猛反撃、同士討ちまで起きる防空戦はいつまで続くのか
  • 4
    【長期戦はイラン有利】米側の体制転覆シナリオに暗…
  • 5
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
  • 6
    サファリ中の女性に悲劇...ライオンに「くわえ去られ…
  • 7
    キャサリン皇太子妃、英連邦デー式典に出席...公開さ…
  • 8
    日本の保護者は自分と同じ「大卒」の教員に敬意を示…
  • 9
    中国はイランを見捨てた? イランの「同盟国」だっ…
  • 10
    中国、4隻目の空母は原子力艦か──世界3番目の原子力…
  • 1
    ロシア政府、痛恨のミス...プーチンの「健康不安説」を裏付けるような動画を公式に投稿してしまう
  • 2
    ウクライナ戦闘機「F-16」がロシア軍「シャヘド」を空中爆破...地上から撮影の「レア映像」を公開
  • 3
    台湾侵攻「失敗」の大きすぎる代償
  • 4
    「最恐」恐竜T・レックスの定説を覆す新研究が
  • 5
    メーガン妃、娘リリベット王女との新ショット公開...…
  • 6
    見事なカンフーを見せた中国ヒト型ロボットのからく…
  • 7
    アルコールは血糖値を下げる...「脳と血管を守る」医…
  • 8
    「ヘル・コリア」から日本へ7万人 ── 大企業の高給より…
  • 9
    中国、パナマ運河の港湾喪失でパナマに報復──トラン…
  • 10
    日本の若者「韓国就職」憧れと現実のギャップ ── ビ…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中