インドGDP、7─9月期は前年比8.2%増 6四半期ぶり高成長
インド政府が28日発表した7─9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比8.2%増となり、前期の7.8%から伸びが加速した。写真はニューデリーの建設現場(2025年 ロイター/Anushree Fadnavis)
Nikunj Ohri
[ニューデリー 28日 ロイター] - インド政府が28日発表した7─9月期の国内総生産(GDP)は前年同期比8.2%増となり、前期の7.8%から伸びが加速し、市場予想を上回った。6四半期ぶりの高成長。
堅調な個人消費に加え、国内の祭りシーズンを見据えた需要や、米国による制裁関税の発動を前にした前倒し生産が成長を押し上げた。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は7.3%増だった。
GDPの約57%を占める個人消費は前年比7.9%増となり、4─6月期の7.0%から伸びが拡大した。
モディ首相はXに「GDP成長率8.2%は非常に心強い。これは成長を促進する政策と改革の影響を反映している」と投稿し、今後も改革を推進していくと述べた。
政府は数百品目の物品・サービス税(GST)を引き下げたほか、遅れていた労働改革も実施した。
政府のナゲシュワラン首席経済顧問は会見で「通年の成長率は7%か、7%を上回ると自信を持って言える」と発言。同顧問は以前、成長率を6.3─6.8%と予測していた。
エララ証券(ムンバイ)のエコノミスト、ガリマ・カプール氏は「GDPの力強い伸びは輸出の前倒しがけん引した」と分析した。「今回の統計を受け、2026年度通年のGDP成長率見通しは上方修正され、中央銀行と政府の予測を大きく上回る7.5%近くになるだろう」と述べた。
エコノミストらは祭りシーズンを前にした在庫積み増しや、8月27日の50%関税適用期限前の駆け込み輸出が、成長率を押し上げた可能性があると指摘している。
製造業生産は9.1%増となり、4─6月期の7.7%増を上回った。一方、建設業は7.2%増と、7.6%増からやや鈍化した。
農業部門は3.5%増となり、前期の3.7%増からやや減速した。
政府支出は2.7%減少し、前期の7.4%増から一転してマイナスに転じた。
7─9月期の名目GDPの成長率は前年比8.7%と、前期の8.8%から小幅に減速した。
より安定した成長指標とみなされる粗付加価値(GVA)ベースの成長率は8.1%と、前期の7.6%を上回った。
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