ベネズエラ、停止中の航空大手6社の運航許可を取り消し
[27日 ロイター] - ベネズエラ当局は26日夜、イベリア航空(スペイン)やTAPポルトガル航空などベネズエラと結ぶ国際線を持つ大手航空会社6社の運航許可を取り消した。6社は米連邦航空局(FAA)の警告を受け、ベネズエラ路線の運航を停止していた。
ベネズエラ当局は、航空各社が「一方的に」商業便の運航を停止したのは「米国が推進する国家テロリズムに加担するものだ」と非難する声明を出した。
トランプ米大統領はベネズエラのマドゥロ大統領が米国への違法薬物供給に関与していると非難する一方、マドゥロ氏はこれを否定し、トランプ氏がマドゥロ氏を追放しようとしていると反発している。両国が対立する中でFAAは先週、大手航空会社に対してベネズエラ上空の飛行は「同国及び周辺地域における治安情勢の悪化と軍事活動の活発化」のため、「潜在的な危険な状況」が発生する恐れがあると警告していた。
他に取り消されたのはコロンビアのアビアンカ航空、ラタム航空コロンビア、ターキッシュ・エアラインズ、ブラジルのゴル航空。コロンビアとブラジル、スペインはベネズエラ人の主要渡航先で、これによってベネズエラと南米諸国との接続性が一段と低下した。
イベリアは、安全条件が完全に満たされ次第、ベネズエラ線の運航再開を希望すると表明した。アビアンカはベネズエラの措置についてのコメントを差し控えた。
TAPを抱えるポルトガルのランジェル外相は、ベネズエラの決定内容は「完全に行き過ぎだ」と批判した。
一方、スペインのエア・ヨーロッパとプラス・ウルトラ航空はベネズエラ線の運航を停止しているものの、運航許可は取り消されていない。
パナマのコパ航空と傘下のウィンゴはベネズエラ線の運航を続けている。
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