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IMF、2026年のタイ成長率は1.6%に減速と予想

2025年11月14日(金)14時36分

 11月14日、国際通貨基金(IMF)は、タイの経済成長率について、今年は2.1%で2026年には1.6%に減速するとの見通しを示した。写真は、バンコクの中華街で屋台料理を購入する観光客。5月撮影(2025年 ロイター/Athit Perawongmetha)

[バンコク 14日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は、タイの経済成長率について、今年は2.1%で2026年には1.6%に減速するとの見通しを示した。

現地訪問後13日付の声明で「経済状況はさらなる金融緩和の余地があることを示唆している」と指摘。

さらに「政策余地が限られる中で経済には課題が山積しており、政策効果を最大化するために政策の組み合わせを慎重に調整する必要がある」と分析している。

タイ中央銀行は10月、予想に反して主要金利の翌日物レポ金利を1.50%に据え置いた。

中銀行は2024年10月以降、計100ベーシスポイント(bp)の利下げを4回行っている。

次回の政策金利決定会合は12月17日。

ロイター
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