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米航空便、14日の減便は当局の要件6%を下回る 遅延も改善

2025年11月14日(金)09時21分

写真はフライト状況を確認する旅行者。11月13日、バージニア州ダレスで撮影。REUTERS/Evelyn Hockstein

David Shepardson

[ワシントン 13日 ロイター] - 航空分析会社シリウムと航空会社関係者によると、米国の航空会社が14日に実施する減便は、主要40空港で国内便の6%を削減するという当局の要件を大幅に下回っている。

米連邦航空局(FAA)は12日夜、政府機関閉鎖の終了を前に航空管制官の不足が大幅に改善したことを受けて減便措置を緩和。航空便削減を6%とし、以前発表した要件引き上げは実施しないとした。シリウムによると、航空会社は12日と13日に全体の約3.5%を欠航としたが、14日の欠航はわずか1.4%となっている。

航空各社は欠航便を追加する可能性があり、FAAも指示を修正する可能性がある。ユナイテッド航空は14日に全便の約3%に当たる134便を欠航としたと発表した。13日は222便を欠航にした。

FAAはコメントしなかった。

他の航空会社の関係者は匿名を条件にロイターに対し、14日に6%の減便は予定していないと語った。

航空便追跡サイトのフライトアウェアによると、13日の欠航は1020便だった。シリウムによると、米東部時間午後4時20分時点で、14日の欠航は371便にとどまっている。

フライトアウェアによると、航空便の運航は改善傾向にあり、13日の遅延便は3000便と、11日の4000便、10日の1万便近くから減少した。

ロイター
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