日本供与のエムポックスワクチン、3分の1が廃棄 コンゴ民主共和国で
写真はエムポックスワクチン接種を受ける赤十字国際委員会(ICRC)職員。2024年10月、コンゴ民主共和国(旧ザイール)の東部最大都市ゴマで撮影。REUTERS
Sonia Rolley Jennifer Rigby
[ロンドン 12日 ロイター] - 日本がコンゴ民主共和国(旧ザイール)に無償供与したエムポックスワクチンが、現地の事情から約3分の1が無駄になっていることが分かった。
日本は、昨年、世界的な保健緊急事態を引き起こしたエムポックスのクレードIbが流行したコンゴ民主共和国に300万回分の国産ワクチンLC16を送った。
現地のエムポックス担当責任者クリス・カシータ氏はロイターに、8月に首都キンシャサでLC16の接種を開始したと述べた。完全な集計ではないが、これまでに50万人以上がLC16またはババリアン・ノルディック製のワクチン接種を受けたという。今年確認された症例は5万3657件。昨年は6万7247件だった。
しかしカシータ氏はLC16について、ワクチン廃棄率が約32─35%と、非常に高いと指摘した。「ロスを防ぐためにできることは全てやっている」と述べた。
KMバイオロジクスが製造販売するLC16は凍結乾燥した粉末状で使用前に液体に溶かす必要がある。一度開封すると数時間しか保存できない。1バイアルが250回分で、接種者が少ないと、残りのワクチンは廃棄しなければならない。接種には専用の針を使用する。
世界保健機関(WHO)は、ワクチンの廃棄率について5─50%を目安とし、LC16のようなワクチンは保管上の課題から廃棄率が高くなる傾向にあるとしている。
カシータ氏は、治安が不安定だったりへき地の流行地域にワクチンを輸送するのにいくつかの課題があるものの、キンシャサを中心にワクチン接種は効果を上げていると述べた。
日本政府は電子メールで、廃棄の件は聞いていないとした上で、コンゴ民主共和国政府がワクチンを有効活用すると信頼していると述べた。
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