米の輸出制限ルール、一時停止後の取り決め協議継続へ 中国表明

北京の中国地質博物館に展示されたバストネサイト鉱石のサンプル。セリウム、ランタン、ネオジムなどを抽出する。１０月撮影。REUTERS/Maxim Shemetov

[北京 １１日 ロイター] - 中国商務省は１１日、米国の輸出制限に関する「関連事業体ルール」の１年間停止後の取り決めについて同国と協議を続けると表明した。

米商務省の輸出管理執行機関は９月下旬、米国の２つの貿易ブラックリストに掲載されている事業体が５０％以上を所有する関連事業体について、米国企業との取引を禁止すると発表した。

このルールはリスト入りした中国企業が子会社や関連会社を通じて米国の先進的な半導体や半導体製造装置を合法的に入手することを困難にするもの。

先月の米中首脳会談を受け、米国はこの措置を１年間停止することで合意した。