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韓国、対米投資協議で「大きな進展」=企画財政相 

2025年10月14日(火)17時34分

10月14日、 韓国の具潤哲・企画財政相は7月の対米通商合意に盛り込まれた3500億ドルの投資について、米国が全てを直接投資とするよう求めていないことは「大きな進展だ」と述べた。写真は8月、ホワイトハウスで会談するトランプ米大統領と韓国の李在明大統領(2025年 ロイター/Brian Snyder)

[ソウル 14日 ロイター] - 韓国の具潤哲・企画財政相は14日、7月の対米通商合意に盛り込まれた3500億ドルの投資について、米国が全てを直接投資とするよう求めていないことは「大きな進展だ」と述べた。

この投資を巡っては、韓国側は主に融資や保証で構成すると説明する一方、米国側は「前払い」との認識を示すなど、両国間で見解の相違があった。

韓国側は、これほど巨額の直接投資が行われれば、外為市場に影響が及び、ウォンに強い下押し圧力がかかると懸念している。

具氏は14日、国会で「3500億ドルの全てを現金とする必要がなくなるのは大きな前進だ」とし、現在、両国が実務レベルで投資パッケージの構成について協議を進めていると述べた。

また、同氏は今週予定しているワシントン訪問の際にベセント米財務長官と会談し、直接説明する考えを示した。「米国にとって重要なのは金額ではない、事業が早期に始動する必要があると伝えたい」と語った。

ロイター
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