トランプ氏、ロシアとの会談「生産的」 二次制裁発動は予定通りと当局者

米ホワイトハウス当局者は6日、モスクワで同日行われた米政権のウィットコフ中東担当特使とプーチン大統領による会談は良好だったとした上で、ロシアに絡む「二次制裁は引き続き8日に発動される見込みだ」と述べた。2017年11月、ベトナムのダナンで撮影(2025年 ロイター/Jorge Silva)
[ワシントン 6日 ロイター] - トランプ米大統領は6日、米政権のウィットコフ中東担当特使とプーチン大統領が行った会談が「非常に生産的で、大きな進展があった」と述べた。
トランプ氏は自身の交流サイト(SNS)「トゥルース・ソーシャル」への投稿で、ウクライナにおけるロシアとの紛争について「終結しなければならないと誰もが同意しており、今後数日、数週間かけてそれに向けて努力していく」と述べた。それ以上の詳細には踏み込まなかった。
ウィットコフ氏は同日、ロシアを訪問し プーチン大統領と3時間にわたり会談した。
ホワイトハウス当局者もウィットコフ氏ととプーチン大統領による会談が良好だったとした上で、ロシアに絡む「二次制裁は引き続き8日に発動される見込みだ」と述べた。
トランプ氏は、ロシアが8日までにウクライナ戦争の停戦で合意しなければ、関税などの制裁を科すと同時に、ロシア産原油などを購入している第3国に対し「二次制裁」を科すと警告している。