ニュース速報
ワールド
米、ヨルダン川西岸の衝突を懸念 鎮静化呼びかけ
米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は27日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザとの間で発生している攻撃の応酬について米国は深く懸念しているとし、全ての当事者が事態の鎮静化に直ちに取り組む必要があると述べた。写真は1月25日、ホワイトハウスで記者会見するカービー戦略広報調整官(2023年 ロイター/Evelyn Hockstein)
[ワシントン 27日 ロイター] - 米ホワイトハウス国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は27日、イスラエルとパレスチナ自治区ガザとの間で発生している攻撃の応酬について米国は深く懸念しているとし、全ての当事者が事態の鎮静化に直ちに取り組む必要があると述べた。
カービー氏は記者団に対し、イスラエル軍の対テロ作戦で少なくとも10人のパレスチナ人が死亡したとの報告を受けており、民間人に犠牲者が出ていることを遺憾に思うと述べた。
その上で「全ての当事者が迅速に事態の鎮静化に向け動かなければならない。民間人のさらなる犠牲を防ぎ、ヨルダン川西岸の治安を改善するために協力しなければならない」と語った。
ブリンケン国務長官は29─31日に中東を歴訪。カービー氏は、ブリンケン長官はヨルダン川西岸地区の事態鎮静化の必要性など、さまざまな問題について議論すると述べた。