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米ロ囚人交換、二国間関係改善と見なすべきでない=ロ大統領報道官
2022年12月10日(土)05時16分
ロシア大統領府のペスコフ報道官は9日、米ロが前日に実施した囚人交換について、二国間関係改善に向けた一歩と見なすべきではないとの考えを示した。写真は9月16日、ウズベキスタンのサマルカンドで記者会見するペスコフ報道官(2022年 ロイター/Sputnik/Sergey Bobylev/Pool via REUTERS)
[9日 ロイター] - ロシア大統領府のペスコフ報道官は9日、米ロが前日に実施した囚人交換について、二国間関係改善に向けた一歩と見なすべきではないとの考えを示した。
米国とロシアは8日、ロシアで服役中だった米女子プロバスケットボールリーグ(WNBA)のブリトニー・グライナー選手と、米国で服役中だったロシアの武器密輸業者ビクトル・ボウト受刑者の囚人交換を行った。
ロシアのタス通信によるとペスコフ報道官は「この囚人交換が二国間関係の危機克服に向けた一歩になるとの仮定は間違えている」とし、「二国間関係はなお残念な状態にある」と述べた。
ロシア通信(RIA)によると、ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使も、米ロの二国間の関係の現状に肯定的なものは何もないと見方を示している。
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