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台湾、今後もTSMCの最重要生産拠点=経済相
2022年12月07日(水)13時20分
12月7日、台湾の王美花経済部長(経済相)は、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が対米投資の拡大を発表したことについて、台湾は今後もTSMCにとって最重要の生産拠点であり続けると述べた。写真はTSMCのロゴ。台湾の新竹市で昨年1月撮影(2022年 ロイター/Ann Wang)
[台北 7日 ロイター] - 台湾の王美花経済部長(経済相)は7日、半導体受託生産の台湾積体電路製造(TSMC)が対米投資の拡大を発表したことについて、台湾は今後もTSMCにとって最重要の生産拠点であり続けると述べた。
台湾では、TSMCの米アリゾナ工場建設を受けて、半導体メーカーが台湾から流出するとの懸念が浮上している。
王氏は、台湾では今後も最先端半導体が生産されると発言。「TSMCの研究開発拠点は台湾にあり、台湾には完全なサプライチェーンがある」とし「政府の支援もあり、台湾はTSMCにとって間違いなく最重要の生産拠点だ」と述べた。
同氏は、回路線幅3ナノメートルの最先端半導体の生産は、すでに台湾で行われており、2ナノ、1ナノの開発・生産も台湾で順調に進んでいるとも指摘した。
TSMCは生産の大半を引き続き台湾で行うと繰り返し表明している。
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