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米英、エネルギー分野で連携 英国へのLNG輸出強化

2022年12月07日(水)10時55分

 12月7日、米国と英国は、エネルギー分野における連携策を発表した。英国向けの液化天然ガス(LNG)輸出を高水準で維持し、エネルギー効率を高めるために協力する。写真は2014年、リトアニアのクライペダ港で撮影(2022年 ロイター/Ints Kalnins)

[ロンドン 7日 ロイター] - 米国と英国は7日、エネルギー分野における連携策を発表した。英国向けの液化天然ガス(LNG)輸出を高水準で維持し、エネルギー効率を高めるために協力する。

ロシアのウクライナ侵攻を受けて、英国や他の欧州諸国はロシアへのエネルギー依存の脱却を目指しており、米国に目を向けている。

スナク英首相は声明で「連携策は英国の消費者が支払う価格を引き下げ、欧州のロシアへのエネルギー依存を終わらせるのに役立つ」と述べ、クリーンエネルギーへの投資を促進し、エネルギー効率とガス需要削減に関する意見交換も目指していると説明した。

米エネルギー情報局(EIA)のデータによると、米国は2022年上期に世界最大のLNG輸出国となった。欧州を中心にエネルギー価格が高騰し、輸出を後押ししている。

英政府によると、米国は2023年に90億─100億立方メートルのLNG輸出を目指しており、今年拡大した輸出を来年も維持する。

ロイター
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