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インドネシアのナスデム党、次期大統領選へジャカルタ州知事擁立

2022年10月04日(火)10時00分

 10月3日、インドネシア連立与党の1つ、ナスデム党は、2024年大統領選の候補者としてジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事(写真左)を推すと発表した。ジャカルタで3月14日撮影(2022年 ロイター/Antara Foto/Hafidz Mubarak A)

[ジャカルタ 3日 ロイター] - インドネシア連立与党の1つ、ナスデム党は3日、2024年大統領選の候補者としてジャカルタ特別州のアニス・バスウェダン知事を推すと発表した。ナスデム党は単独で候補者を擁立できる条件を満たないため、今後アニス氏の正式な立候補に向けて他の政治勢力との連携が必要になる。

各種世論調査によると24年の大統領選は、アニス氏とプラボウォ国防相、中ジャワ州のガンジャル・プラノウオ知事が現時点で最も有望視されている。

ナスデム党のスルヤ・パロ党首は、数カ月を費やして党にとって望ましい候補を吟味した結果、アニス氏が最善の選択肢との判断に至ったと説明した。

アニス氏は同党の支持を受け入れ、今後協調して選挙戦に臨む態勢だと述べた。アニス氏は以前、イスラム強硬派グループと近いとして批判されたことがある。

次期大統領選の正式な候補者登録は来年10月からになる。ジョコ現大統領は憲法で3選が禁止されている。

ロイター
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