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米、ロシアの「違法な」ウクライナ領土の併合認めず=政権

2022年09月29日(木)06時03分

米ホワイトハウスのジャンピエール報道官(写真)は28日、ウクライナ東・南部4州で実施されたロシア編入の是非を問う「住民投票」について、ロシア政府に操作された「違法かつ非合法」な投票とし、米国はロシアによるウクライナの領土併合を認めないという認識を示した。(2022年 ロイター/Jonathan Ernst)

[ワシントン 28日 ロイター] - 米ホワイトハウスは28日、ウクライナ東・南部4州で実施されたロシア編入の是非を問う「住民投票」について、ロシア政府に操作された「違法かつ非合法」な投票とし、米国はロシアによるウクライナの領土併合を認めないという認識を示した。

ジャンピエール報道官は「われわれの情報ではこの投票のプロセスのあらゆる側面がロシア政府によって事前に画策された」と指摘。「ロシアの主張にかかわらず、ウクライナの領土だ」とし、米政府は国連などで併合を認めることに反対を表明していくと言明した。

米国務省のプライス報道官は28日、「われわれは引き続き、同盟国やパートナーと協力し、ロシアと(ウクライナの)領土併合を支援する個人や団体に一段の圧力をかける」とし、「今後数日中」に追加制裁を発表する可能性を示唆した。

米国務省のオブライエン制裁調整官もこれに先立ち、ロシアに対し迅速に経済的代償を科すため、米国は同盟国やパートナーと連携しているとし、「より多くの制裁パッケージがあり、われわれは制裁の強化に取り組んでいる」と述べていた。

ロイター
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