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NZの金融引き締めは成熟段階、やるべきことまだある=中銀総裁
2022年09月27日(火)08時52分
ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のオア総裁は27日、中銀にはまだやるべきことはあるが、引き締めサイクルは非常に成熟した段階に入っているとの見方を示した。写真は同中銀の外観、2017年7月撮影(2022年 ロイター/David Gray)
[ウェリントン 27日 ロイター] - ニュージーランド準備銀行(中央銀行)のオア総裁は27日、中銀にはまだやるべきことはあるが、引き締めサイクルは非常に成熟した段階に入っているとの見方を示した。
中銀は先月、7回連続となる利上げを行い、政策金利を3.0%に引き上げた。
オア氏は、物価の上昇や下落の兆候を注視したり、警戒したりするような通常の状況に達するまでには、まだやるべきことがもう少しあると説明した。
国内の雇用は「素晴らしい状況」だが、賃金の伸びはそれほど好ましい状況にはなっていない。
オア氏は、実質賃金は高インフレに直面しており、中銀の仕事はインフレ率を引き下げることだ、と説明した。
26日に数年ぶり安値を更新したNZドルについては、安全な逃避先として米国への資金シフトに伴うドル高が要因だと指摘した。
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