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原油先物は反発、連休控え持ち高調整
2022年07月01日(金)10時40分
[1日 ロイター] - 原油先物価格は1日アジア市場序盤の取引で反発している。 石油輸出国機構(OPEC)加盟国とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」が8月も現行の増産ペースを維持すると決定したことを受けて売られたが、買い戻しの動きが出た。
0012GMT(日本時間午前9時12分)時点で、北海ブレント先物は0.83ドル(0.8%)高の1バレル=109.86ドル。WTI先物は0.70ドル(0.7%)高の106.46ドルだった。
30日の米市場では約3%下落した。
独立記念日の連休前に持ち高調整が広がった。
OPECプラスは30日の閣僚級会合で、8月も現行の増産ペースを維持することで合意した。9月以降の方針を巡る討議は先送りした。
OPECプラスは6月2日の閣僚級会合で、7月と8月の増産枠をそれぞれ日量64万8000バレルに引き上げることで合意。今回の会合でこの増産ペースを維持することを確認した。
バイデン米大統領は30日、7月にサウジアラビアを訪問する際に増産を直接要請することはないと述べた。
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