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マルコス氏、フィリピン大統領就任 独裁者の父称賛も未来志向訴え

2022年07月01日(金)11時51分

 6月30日、フィリピンの独裁者だった故マルコス大統領の長男、フェルディナンド・マルコス・ジュニア氏(64、写真)が、大統領に就任した。写真は就任式でのマルコス夫妻。フィリピンのマニラで撮影(2022年 ロイター/Eloisa Lopez )

[マニラ 30日 ロイター] - フィリピンの独裁者だった故マルコス大統領の長男、フェルディナンド・マルコス・ジュニア氏(64)が30日、大統領に就任した。

就任式で演説した同氏は、全ての人に利益をもたらす政策で国を大きく発展させると表明。故マルコス大統領の実績も称えたが、過去を振り返るのでなく、より良い未来を目指すと訴えた。

30分にわたる演説では、教育改革、食料自給率の向上、インフラ整備、廃棄物処理、エネルギー供給、出稼ぎ労働者の全面支援などを約束。

「自分の双肩にかかった責任の重さを完全に理解している。この課題に立ち向かう用意がある。私は成し遂げる」と述べた。

*動画を付けて再送します。

ロイター
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