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五輪の熱中症対策、「しっかり対応」=加藤官房長官
加藤勝信官房長官は29日、東京五輪期間中の熱中症対策について「国として、協力できることはしっかりやっていきたい」と述べた。24日撮影(2021年 ロイター/Edgar Su)
[東京 29日 ロイター] - 加藤勝信官房長官は29日、東京五輪期間中の熱中症対策について「国として、協力できることはしっかりやっていきたい」と述べた。台湾で、当局や軍の要人らが無料対話アプリLINE(ライン)を通じてハッキング攻撃に遭ったことに関して、日本国内では「被害を受けたという報告は受けていない」ことも明らかにした。同日午前の記者会見で語った。
加藤官房長官は、東京五輪・パラリンピックの開催期間は「暑さが厳しい時期でもある」とし、早朝や午後の遅い時間帯への競技時間の見直しやエアコン設置などの熱中症対策に万全を期す考えを強調した。
LINEアカウントのハッキングに関しては「情報収集に努めている状況」とも語った。
新型コロナ対応では、きょうにも政府に緊急事態宣言の適用を要請する埼玉、千葉、神奈川の首都圏3県や、要請を検討している大阪府について「現時点では要請を受けていない。要請があればそれを踏まえ、速やかに検討して判断する」とした。
先に、特別措置法に基づく「まん延防止等重点措置」を要請した北海道と石川、兵庫両県に対しても「引き続き、そうした対応で臨んでいきたい」との考えを示した。