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米国防長官「中国と建設的関係を」、東南アジア歴訪開始
2021年07月27日(火)19時45分
オースティン米国防長官は27日、訪問先のシンガポールで演説し、中国と建設的な関係を持ち、共通の課題に取り組む方針を示した。21日撮影。(2021年 ロイター/Ken Cedeno)
[シンガポール 27日 ロイター] - オースティン米国防長官は27日、訪問先のシンガポールで演説し、中国と建設的な関係を持ち、共通の課題に取り組む方針を示した。
米国はバイデン政権になって中国との対決姿勢を改めて示し、米中関係は冷え込んでいる。
オースティン長官は演説で、台湾から南シナ海まで、中国の対応に関する問題点を列挙しながらも、安定した関係を追求する姿勢を見せたことは、緊張緩和の糸口になる可能性がある。
講演の抜粋によるとオースティン長官は「われわれの利益が脅かされる場面では、ひるむことはない。ただ対立は求めていない」とし「人民解放軍との危機時の連絡体制の強化を含め、中国との建設的で安定した関係の追求にコミットしている」と述べた。
オースティン長官はこの後、ベトナムとフィリピンも訪問し、同盟の重要性を確認する予定。
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