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ノルウェー中銀、政策金利をゼロ%に据え置き 下期の利上げ示唆

2021年05月06日(木)18時47分

[オスロ 6日 ロイター] - ノルウェー中央銀行は6日、政策金利を予想通り過去最低のゼロ%に据え置いた。その上で、新型コロナウイルスの流行から経済が想定通りに回復すれば、年内に利上げする可能性を改めて示した。

中銀は3月の前回会合でフォワードガイダンスを修正。今年下半期にも利上げを実施する可能性があることを示唆していた。

オルセン中銀総裁は今回の会合後の声明で「理事会の現在の見通しとリスクバランスに関する判断に基づけば、政策金利は2021年後半に引き上げられる可能性が最も高い」と指摘。

「政府の経済再開プランの第1段階が実施され、夏の終わりまでには成人の大半が(新型コロナウイルス)ワクチン投与を受ける見込み」と指摘。「経済は年を通じて上向きの動きをみせるだろう」とした。

ダンスク銀行のチーフエコノミスト、Frank Jullum氏は「経済は今年下半期に再開され、利上げがあるだろう。(利上げが)9月なのか12月なのかは、今のところ五分五分だ」と述べた。

ロイター
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