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緊急事態宣言・まん延防止の扱い、今週中に判断=菅首相

2021年05月05日(水)18時04分

 5月5日、菅義偉首相は、新型コロナウイルスの感染状況や対策に関する関係閣僚との協議後に記者団に対し、現在発令中の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の「扱いは今週中に判断する」と述べた。4月、代表撮影(2021年 ロイター)

[東京 5日 ロイター] - 菅義偉首相は5日夕刻、新型コロナウイルスの感染状況や対策に関する関係閣僚との協議後に記者団に対し、現在発令中の緊急事態宣言やまん延防止等重点措置の「扱いは今週中に判断する」と述べた。

11日までが期限となっている東京都・大阪府など4都府県の緊急事態宣言延長の是非のほか、まん延防止装置の適用を要請を決めた北海道、要請中の徳島県の取り扱いに関して質問が出たが、首相は明言を控えた。

昨年来3度目となる緊急事態宣言の効果に関し、「大きな狙いのひとつである人流については、間違いなく減少している」と指摘。対策の「効果は出始めている」と述べた。

一方、北海道の鈴木直道知事は同日、まん延防止措置を札幌市に適用するよう国に要請することを決めたと明らかにした。

ロイター
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