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米テキサス州の企業で従業員が発砲、1人死亡・6人負傷

2021年04月09日(金)09時50分

[8日 ロイター] - 米テキサス州中部ブライアンにあるキャビネット製造会社で8日、従業員の男が発砲し、1人が死亡し、6人が負傷した。容疑者は拘束された。米国ではここ3週間に銃乱射事件が相次いで発生している。

事件は「ケント・ムア・キャビネッツ」という企業の建物で発生。警察はツイッターへの投稿で、負傷者のうち4人は病院に搬送され、重体だと明らかにした。

容疑者の身元は、同社の従業員であること以外は明らかになっていない。当局は、職場で発砲に及んだ動機はまだ分かっていないとした。

テキサス州のアボット知事は、負傷者には州警察官1人が含まれると述べた。

米国では3月半ば以降、銃乱射事件が相次ぎ起きており、ジョージア州アトランタとその近郊のマッサージ店の銃撃事件で8人、コロラド州のスーパーマーケットで10人、カリフォルニア州オレンジのオフィスビルで子供を含む4人が死亡している。

テキサスの発砲事件の数時間前にバイデン大統領は、国内で続く銃乱射事件に対処するため、銃規制策を発表した。

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