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フランス、パリの週末ロックダウン見送り ワクチン接種加速へ
2021年03月05日(金)11時04分
フランス政府は4日、新型コロナウイルス感染抑制のための週末ロックダウン(都市封鎖)について、パリ地域への導入を見送るとともに、制限強化の回避に向けてワクチン接種を加速すると表明した。写真は夕暮れ時のエッフェル塔を眺めるパリの人々。今年3月日に撮影。(2021年 ロイター/Gonzalo Fuentes)
[パリ 4日 ロイター] - フランス政府は4日、新型コロナウイルス感染抑制のための週末ロックダウン(都市封鎖)について、パリ地域への導入を見送るとともに、制限強化の回避に向けてワクチン接種を加速すると表明した。
週末ロックダウンは南部の地中海岸コートダジュールで既に導入しており、新たに北部パドカレー地域を対象に加える。フランスは全土を対象に12月半ばから夜間の外出を禁止している。
カステックス首相は記者会見で「今週末から検査とワクチン接種を加速する」と表明。23の高リスク地域で週末により多くの接種会場を設けるほか、3月半ばから薬局でも接種が可能になるとし、ワクチン供給は今後数週間で増加するとの見方を示した。
ベラン保健相は「先のことは分からないが、4月末か5月初めまでに制限の一部解除が可能になるかもしれない」と述べた。
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