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コロナ変異株向けブースター、米FDAは審査迅速化目指す=高官

2021年02月05日(金)14時25分

 2月4日、米食品医薬品局(FDA)のウッドコック長官代行は4日の記者会見で、新型コロナウイルスの変異株に有効なワクチンのブースター(追加免疫)を迅速に審査する仕組みを検討していると明らかにした。写真はニューヨークでのワクチン接種の様子。1月撮影(2021年 ロイター/Mike Segar)

[4日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)のウッドコック長官代行は4日の記者会見で、新型コロナウイルスの変異株に有効なワクチンのブースター(追加免疫)を迅速に審査する仕組みを検討していると明らかにした。

ブースターやワクチンの改良が必要な変異株が出現した場合、ワクチンの承認や緊急使用許可のために必要な大規模な臨床試験(治験)は義務付けないと述べた。

安全性に関する情報を求めるほか、可能なら外部の専門家委員会を招集して審査する公算が大きい。

数週間以内に提案をまとめ、一般の意見を公募すると語った。

米ファイザーは先月、独ビオンテックと共同で変異株に有効な開発していると明らかにした。米モデルナも変異種に合わせた新たなブースターの試験を実施すると発表した。

ウッドコック氏は現在見られる変異株については既存のワクチンで適切に対処できると述べた。

ロイター
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