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米追加経済対策、具体的ニーズに基づく規模を提案=ホワイトハウス
1月20日、米ホワイトハウスのサキ報道官(写真)は、バイデン大統領が提案している1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策について、具体的なニーズに関する評価に基づいていると説明した。写真はワシントンで撮影(2021年 ロイター/Tom Brenner)
[ワシントン 20日 ロイター] - 米ホワイトハウスのサキ報道官は20日、バイデン大統領が提案している1兆9000億ドル規模の新型コロナウイルス追加経済対策について、具体的なニーズに関する評価に基づいていると説明した。対策の規模について共和党議員から反対が出ていることに関する記者団からの質問に答えた。
同報道官は「この経済対策は1兆9000億ドルを出発点として設計されたものではない。必要な救済を人々に与えるために欠かせない要素で構成されている」とし、全てがエコノミストや公衆衛生専門家の提言に基づいており、削除できる要素を検討するのは困難だとした。
その上で、最終的な法案が当初案と全く同じ内容になるとは見込んでいないことを認めた。
議員としての経験が長く、議会での交渉に精通しているバイデン氏が、合意形成に向けたプロセスに深く関与していくとした。
報道官はさらに、大統領は超党派の法案を望んでいるものの、ホワイトハウスは法案を通過させるために「いかなる手段も排除しない」構えだと強調した。