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台湾、新潜水艦で「主権守る」 総統が建造開始式典で表明
2020年11月24日(火)15時33分
台湾の蔡英文総統(写真)は24日、新たな潜水艦の建造によって台湾の主権を守るとの意向を表明した。潜水艦の建造開始を記念する式典で述べた。写真は高雄市で撮影(2020年 ロイター/ANN WANG)
[高雄(台湾) 24日 ロイター] - 台湾の蔡英文総統は24日、新たな潜水艦の建造によって台湾の主権を守るとの意向を表明した。潜水艦の建造開始を記念する式典で述べた。
台湾は長年、潜水艦の刷新に取り組んできた。台湾が現在保有する潜水艦には、第2次世界大戦時のものも含まれ、核兵器搭載も可能な中国の潜水艦とは比較にならない。
総統は式典で、潜水艦建造は台湾の防衛力にとって「歴史的な節目」と強調。「建造は、主権保護への台湾の強い意志を世界に示すことになる」と語った。
その上で、「潜水艦は、台湾海軍の戦闘力強化の要であり、敵の船が台湾を包囲するのを阻止する上で重要」と強調した。
台湾の潜水艦建造は米国も支持しており、式典には米国の台湾窓口機関、米国在台協会(AIT)台北事務所のブレント・ クリステンセン所長(大使に相当)も出席した。
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