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中国、国内の米国人拘束の可能性を警告との報道を否定
2020年10月19日(月)19時06分
中国は10月19日、中国に在留する米国人を拘束する可能性があると米国政府に警告したとの報道を受け、恣意的な拘束の事実を否定した。米バージニア州で2018年11月に撮影(2018年 ロイター/Yuri Gripas)
[北京 19日 ロイター] - 中国は19日、中国に在留する米国人を拘束する可能性があると米国政府に警告したとの報道を受け、恣意的な拘束の事実を否定した。
外国人を不当に扱っているのは米政府とし、中国人研究者に対する「あからさまな政治的抑圧」を非難した。
外務省の趙立堅報道官は、定例会見で米国の主張を激しく非難し、中国は外国人の安全と正当な権利を保護していると主張した。
米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は17日、中国の当局者らが米側に、中国からの研究者の訴追に対抗して米国人を拘束する可能性を繰り返し警告したと報じた。この研究者は軍と関係があるとされている。
米国務省は9月、中国政府が「外国政府との交渉を有利にする材料を得る」ために米市民の恣意的な拘束や出国禁止を行っているとして、中国への渡航中止を勧告した。
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