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独、帰国者のコロナ検査義務化 新規感染1000人超えで

2020年08月07日(金)00時43分

ドイツ政府は6日、新型コロナウイルス感染症の「高リスク」地域から帰国する旅行者にコロナ検査を義務付けると発表した。デュッセルドルフ空港で7月撮影(2020年 ロイター/WOLFGANG RATTAY)

[ベルリン 6日 ロイター] - ドイツ政府は6日、新型コロナウイルス感染症の「高リスク」地域から帰国する旅行者にコロナ検査を義務付けると発表した。1日当たりの新規感染者が1045人と、5月以来初めて1000人を超えたことを踏まえた措置。

帰国者に対する検査義務化は8日から施行。検査を拒否すると、最大2万5000ユーロ(2万9648ドル)の罰金が科される可能性がある。また、検査を受けることで2週間の自主隔離を行う必要がなくなる。

独政府は、欧州連合(EU)域外のほぼ全ての国を高リスク地域に指定。EU域内ではスペインのアラゴン、カタルーニャ、ナバラ各自治州やベルギーのアントウェルペン州などが高リスク地域と見なされる。

欧州ではフランスも一部の国からの渡航者に空港や港でコロナ検査を義務化しているほか、他の一部の欧州諸国では旅行の数日前にも検査を受けることを義務付けている。

ロイター
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