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イタリアの新型コロナ抗体保有率、公式発表の6倍の可能性=調査

2020年08月04日(火)10時34分

8月3日、イタリア国立統計研究所(ISTAT)は、同国における新型コロナウイルスの抗体保有者が公式発表の6倍に当たる約150万人(人口の2.5%)に達しているとの調査を発表した。写真は7月、ローマの空港で撮影(2020年 ロイター/Guglielmo Mangiapane)

[ミラノ 3日 ロイター] - イタリア国立統計研究所(ISTAT)は3日、同国における新型コロナウイルスの抗体保有者が公式発表の6倍に当たる約150万人(人口の2.5%)に達しているとの調査を発表した。

調査はISTATと保健省が、6万4660人を対象に実施した。

イタリアでこれまでに確認されている感染者数は24万8229人、死者は3万5166人。

人口に対する抗体保有率には大きな地域差があり、2月に感染が始まった北部ロンバルディア地方では7.5%だったのに対し、南部シチリア地方では0.3%だった。

また、抗体保有者の約30%は無症状で、無自覚のうちに感染源となる危険性が示された。

ロイター
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