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香港、新型コロナ新規感染者が過去最多 行動制限を強化

2020年07月20日(月)07時42分

7月19日、香港政府は新型コロナウイルス感染者の急増を受け、緊急性が高い部門を除き公務員の在宅勤務を指示するなど、行動制限を強化した。香港の商業施設で撮影(2020年 ロイター/Tyrone Siu)

[香港 19日 ロイター] - 香港政府は19日、新型コロナウイルス感染者の急増を受け、緊急性が高い部門を除き公務員の在宅勤務を指示するなど、行動制限を強化した。この日報告された新規感染者は過去最多に上った。

林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は記者会見で、過去24時間に確認された新型コロナ感染者が、過去最多の100人強だったと明らかにした。累計の感染者数は2000人近くとなり、そのうち12人が死亡している。

行政長官は「状況は非常に深刻で、コントロール下に置かれつつあるという感じはない」と述べた。

コロナ対策である遊園地やジムなどの閉鎖は7日間延長し、レストランの午後6時以降の営業を持ち帰りに制限する措置も延長する。公共の屋内施設ではマスク着用が義務付けられる。

この日は、香港北部の元朗で民主派の政治家らが、昨年7月21日に起きた鉄道駅でのデモ参加者などに対する100人以上の集団による襲撃事件から1周年を記念するイベントを計画していたが、コロナ対策の5人以上の集会禁止に違反しているとして、警察に止められた。

ロイター
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