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トランプタワー前に人種差別抗議のスローガン、NY市長も参加
7月9日、高級ブランド店が並ぶニューヨーク5番街のトランプタワー前で9日、人種差別に抗議する人達が集まり、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切だ)」の巨大文字を路上に描いた。写真はニューヨークで撮影(2020年 ロイター/Mike Segar)
[ニューヨーク 9日 ロイター] - 高級ブランド店が並ぶニューヨーク5番街のトランプタワー前で9日、人種差別に抗議する人達が集まり、「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切だ)」の巨大文字を路上に描いた。
このスローガンは1ブロックにわたり黄色で書かれ、ニューヨーク市のデブラシオ市長も参加して作業を手伝った。
5月にミネソタ州で黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官の暴行で死亡する事件が起きて以降、首都ワシントンのホワイトハウス近くの道路に同じスローガンが書かれるなど、同様の抗議活動が全米で広がっている。ニューヨーク市内の他の4地区でもこのスローガンが公道に書かれる計画。
デブラシオ市長のオフィスはツイッターに「#BlackLivesMatter」のハッシュタグを付け、路上に描かれたスローガンの写真と共に「ニューヨーク市は世界へのメッセージがある」と投稿した。
トランプ大統領は9日夜にフォックス・ニュースとのインタビューで、5番街沿いの店舗は路上のスローガンに「激怒」していると語った。
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