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欧州で超過死亡、3月初旬以降 大半がコロナに関連か=WHO
2020年05月28日(木)22時39分
世界保健機関(WHO)高官は28日、欧州24カ国での3月初旬以降の死者数が平年の水準を約15万9000人上回り、その「かなりの比率」が新型コロナウイルス感染症に関連しているとの認識を示した。ローマの病院で27日影(2020年 ロイター/YARA NARDI)
[チューリヒ 28日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)高官は28日、欧州24カ国での3月初旬以降の死者数が平年の水準を約15万9000人上回り、その「かなりの比率」が新型コロナウイルス感染症に関連しているとの認識を示した。
欧州ではこれまでに200万人超が新型コロナに感染。過去2週間で感染者数は15%増加し、とりわけ英国、ロシア、トルコ、ベラルーシでの感染が目立った。欧州での死者は累計17万5000人を超えた。
WHO高官のケイティー・スモールウッド氏は、イタリアやフランス、スペイン、英国などで「超過死亡のピークが新型コロナ感染のピークと重なっている」と指摘。「超過死亡のかなりの比率が新型コロナに関連していることを示している」と述べた。
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