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カナダ副首相「早期の新貿易協定批准は国益」 詳細には触れず
2019年12月11日(水)10時31分
12月10日、カナダのフリーランド副首相(写真)は、新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」をできるだけ早期に批准することはカナダの国益にかなうとの認識を示した。メキシコシティの大統領府で撮影(2019年 ロイター/Carlos Jasso)
[10日 ロイター] - カナダのフリーランド副首相は10日、新たな貿易協定「米・メキシコ・カナダ協定(USMCA)」をできるだけ早期に批准することはカナダの国益にかなうとの認識を示した。ただ、批准に向けた政府の戦略について詳細は語らなかった。
米・メキシコ・カナダの3カ国はこの日、新協定の修正文書に署名した。カナダ政府は、正式承認で米国と歩調を合わせたい意向。
フリーランド副首相はメキシコ市での記者会見で「できるだけ早期に批准することがカナダの国益となる」と述べた。ただ、議会の承認を得る計画について尋ねられると詳細には触れず、トルドー首相の報道官もコメントを控えた。
トルドー首相は10月の総選挙で過半数を失った。フリーランド氏は、すでに野党と協議を行ったことを明らかにし、協定承認に向けた協力に期待を示した。
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