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米海軍、南シナ海で今週2度の「航行の自由」作戦を実施 中国は反発

2019年11月22日(金)13時23分

 11月21日、米海軍は、中国が領有権を主張する南シナ海で今週2度の「航行の自由」作戦を実施したことを明らかにした。写真は中国が埋め立てを進める海域。2015年5月11日、フィリピンのパラワン島沖で撮影(2019年 ロイター/Ritchie B. Tongo)

[ワシントン 21日 ロイター] - 米海軍は21日、中国が領有権を主張する南シナ海で今週2度の「航行の自由」作戦を実施したことを明らかにした。

中国の魏鳳和国防相は今週、訪問先のバンコクでエスパー米国防長官と会談し、南シナ海で軍事力を誇示したり、緊張を高める行為を中断するよう要求。また、台湾海峡の問題を慎重に扱い、台湾情勢を巡り新たな不確実性をもたらさないよう求めていた。[nL4N27Y14J]

米海軍の報道官がロイターに明らかにしたところによると、同軍の沿岸海域戦闘艦「ガブリエル・ギフォーズ」が20日、中国が実効支配する南シナ海の南沙(英語名スプラトリー)諸島のミスチーフ礁から12カイリ以内を通過する「航行の自由」作戦を実施。21日にはミサイル駆逐艦「ウェイン・E・マイヤー」を西沙(同パラセル)諸島の周辺海域に派遣した。

同報道官は「作戦は法の支配に基づいており、すべての国に保証された権利、自由、海と空域の合法的な利用を支持するわれわれの意思を示すものだ」と表明した。

中国の人民解放軍南部戦区は同日、声明を発表し、米艦船2隻が西沙諸島と南沙諸島の海域を通過したことを確認したうえで、「われわれは(米国に対し)こうした挑発的行動をやめ、不慮の事故を避けるよう要求する。南シナ海の島々と周辺地域における中国の主権は疑う余地がない」と反発した。

*内容を追加しました。

ロイター
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