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全米自動車労組、委員長が辞任 不正会計疑惑受け
2019年11月21日(木)14時56分
11月20日、関係者によると、全米自動車労組(UAW)のゲーリー・ジョーンズ委員長(写真)が辞任した。7月22日撮影(2019年 ロイター/Rebecca Cook/File Photo)
[デトロイト/ニューヨーク 20日 ロイター] - 関係者によると、全米自動車労組(UAW)のゲーリー・ジョーンズ委員長が20日、辞任した。その直前にUAWは「誤りがあり、不明朗でずさんな支出記録」を理由に内規に基づき、ゲーリー氏の解任手続きに動いていた。
同氏は11月初めから有給休暇に入っていた。
UAWを巡っては、不正な支払いに関する捜査当局の調べに関連してこれまでに10人が有罪を認めている。
ジョーンズ氏の弁護士ブルース・マッフェオ氏はデトロイト・ニューズ紙に、辞任の決断は「任務を続ければ組合員やその家族の生活を改善するという組合としての使命が遂行できなくなる」との思いに基づいてなされたと説明。決断は労組が委員長の処分を要求する前だったとした。
UAWの広報担当者は辞任を確認しなかった。マッフェオ氏はロイターの取材に応じていない。
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