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イエメンのフーシ派、拿捕した韓国・サウジ籍の船と乗員を解放

2019年11月20日(水)16時57分

[ソウル/ドバイ 20日 ロイター] - イエメンの親イラン武装組織フーシ派が、拿捕(だほ)していた船3隻と乗組員16人を解放した。韓国外務省とフーシ派の関係筋が20日明らかにした。

3隻は17日に拿捕されていた。

韓国外務省は声明で、20日に解放された船のうち、2隻は韓国籍、1籍はサウジアラビア籍だったと発表した。

フーシ派の関係筋はロイターに対し「必要とされる法的手続きが完了した後に3隻は解放された」とし、乗員全員も解放されたと付け加えた。

フーシ派の外務担当幹部はツイッターで、解放はイエメンと韓国の友好関係を受けて実現したとした。フーシ派は2014年にイエメンの首都サヌアを制圧した。

同幹部はまた、船が悪天候のためイエメン海域に入ったことがフーシ派の調査で明らかになったと説明。フーシ派の沿岸警備担当はこれより先、船が許可なくイエメン海域に入ったとしていた。

フーシ派は17日、紅海の南部でサウジ籍の船に曳航された掘削リグを拿捕。拿捕した船が韓国籍であることが証明されれば解放すると表明していた。[nL3N27Z0YA]

ロイター
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