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米中西部の8州、プロパンガス不足で非常事態宣言 輸送規制を緩和
2019年11月19日(火)10時33分
11月18日、米中西部の少なくとも8州はここ数週間内で、プロパンガス不足に関して非常事態を宣言した。写真は降雨で街が冠水し、漂流するプロパンガス。2017年8月31日、テキサス州ローズ・シティで撮影(2019年 ロイター/Jonathan Bachman)
[18日 ロイター] - 米中西部の少なくとも8州はここ数週間内で、プロパンガス不足に関して非常事態を宣言した。
収穫の時期が遅くなり、降雨が続く中、穀物農家は作物を乾燥させるのに必要なプロパンガスの不足に直面している。
イリノイ、ノースダコタ、サウスダコタ、ミネソタ、ネブラスカ、アイオワ、インディアナおよびウィスコンシンの8州は不足解消のため、プロパンガスの輸送規制を緩和した。
米中西部では、春に発生した洪水で収穫が遅れた。販売に備え、あるいは安全に穀物を保管する目的で、収穫したトウモロコシの水分を下げるために利用するプロパンガスの需要が急増した。
アイオワ州のレイノルズ州知事はウェブサイトで、「中西部では遅い時期の収穫と石油製品の需要増で、プロパンガスの供給が少なく、輸送も困難な状況になっている」と指摘した。
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