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米国、イラク当局者に制裁科す構え デモ隊への攻撃受け
2019年11月19日(火)10時21分
11月18日、ポンペオ米国務長官はイラクの反政府デモで死傷者が出ている事態を受け、同国当局者に対し制裁を科す構えを示した。写真は政府への抗議活動に参加する人々。11月18日、バグダッドで撮影(2019年 ロイター/Abdullah Dhiaa al-Deen)
[ワシントン 18日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は18日、イラクの反政府デモで死傷者が出ている事態を受け、同国当局者に対し制裁を科す構えを示した。
米国務省で記者団に対し「米国は腐敗した当局者がイラク国民を苦しめるのを静観しない。法的権限を用い、国民の富を奪う腐敗した当局者や平和的なデモ隊を攻撃する当局者に制裁を科す」と語った。
イラクでは失業などによる貧困や、政府の汚職問題への不満を背景に10月初めから反政府デモが続いており、少なくとも135人が死亡している。
ポンペオ長官は、事態を注視していると述べた。
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