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米国務省、弾劾調査巡る重要情報の提出を拒否=下院民主党

2019年10月24日(木)14時26分

 10月23日、トランプ米大統領に対する弾劾調査を主導する下院情報委員会のシフ委員長(民主党・写真中央)らは、国務省が、調査で重要となる文書の提出を求める召喚状に応じることを拒否したと述べた。17日にワシントンで撮影(2019年 ロイター/ERIN SCOTT)

[ワシントン 23日 ロイター] - トランプ米大統領に対する弾劾調査を主導する下院情報委員会のシフ委員長(民主党)らは23日、国務省が、調査で重要となる文書の提出を求める召喚状に応じることを拒否したと述べた。

シフ氏、下院外交委員会のエンゲル委員長、下院監視・政府改革委員会のマロニー委員長代理は、国務省のサリバン副長官に書簡を送り、「議会召喚状に従わないことは、議会と弾劾調査の合法的機能の妨害に当たる」との見解を示した。

委員会が「これらの文書の直接的な関連性について証拠を集めた」とし、これには大統領が個人的な政治的利益のために権力を乱用した疑惑に関連する極めて重要な情報が含まれると説明。

文書には、職員への脅しに関するメモや、トランプ大統領が政治的調査をウクライナに要請したことに関する情報が含まれるとし、国務省が文書を提示しないことは、「文書が大統領やその他の人物に対する疑惑を裏付ける内容であることを示唆している」と指摘した。

ロイター
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