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1MDB巡るGSの手数料返還、米当局が協力約束=マレーシア首相
11月13日、マレーシアのマハティール首相(写真)は、政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)が資金を調達した際に米金融大手ゴールドマン・サックス求した手数料の返還に向け、米検察当局が協力を約束したと明らかにした。写真はマレーシアのプトラジャヤで6月撮影(2018年 ロイター/Lai Seng Sin)
[シンガポール 13日 ロイター] - マレーシアのマハティール首相は13日、政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)が資金を調達した際に米金融大手ゴールドマン・サックス
1MDBは資金の不正流用疑惑を巡り、少なくとも6カ国で捜査の対象となっている。これに関連し、米検察当局は1MDBの債券発行にかかわったゴールドマンを捜査している。
米司法省はこれまでに、1MDBの幹部や関係者によって45億ドルの資金が流用された可能性があるとの見解を示している。これにはゴールドマンがかかわった債券発行の調達資金の一部が含まれるという。
マハティール首相は、1MDBの取引に関連してゴールドマンが請求した資金の返還について米司法省に正式に協力を依頼したかとの質問に「時間は少しかかるが、(司法省は)資金の返還を約束した」と答えた。シンガポールでの講演の合間に語った。
同首相は13日放送されたCNBCのインタビューで、ゴールドマンがマレーシアを「だました」と非難していた。