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マレーシア、CPTPPについて依然検討中=マハティール首相

2018年10月31日(水)16時54分

 10月31日、マレーシアのマハティール首相は、同国政府は「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP、いわゆるTPP11)」の影響について依然として検討中だと語った。写真はバンコクで25日撮影(2018年 ロイター/Soe Zeya Tun)

[クアラルンプール 31日 ロイター] - マレーシアのマハティール首相は31日、同国政府は「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定(CPTPP、いわゆるTPP11)」の影響について依然として検討中だと語った。

首相は記者団に「わが国経済に悪影響がないことを確実にするため、非常に丹念に調べている」と述べ、CPTPPを批准する期限は設けていないと付け加えた。

ニュージーランド政府は同日、CPTPPが12月末に発効する見通しになったと明らかにした。6カ国目となるオーストラリアが国内手続きを終了したとNZ政府に通知したことを受けた。

11カ国のうち国内手続きを終えていないのはブルネイ、チリ、マレーシア、ペルー、ベトナムの5カ国。[nL3N1XA8DV]

マハティール首相は今年6月、TPPのような貿易協定には反対ではないが、再交渉する必要があるとの見解を明らかにしていた。同国など成長中の国々には異なる貿易保護が必要だと主張した。[nL4N1TD1H6]

ロイター
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