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離脱協定は95%完了、EUの「安全策」には反対=メイ英首相
10月22日、メイ英首相(写真)は、議会で演説し、欧州連合(EU)離脱協定の作業は95%が完了したと表明する見通し。EUが提案した北アイルランド国境の厳格な管理を避ける「バックストップ」(安全策)については、改めて拒否する姿勢を示す。ブリュッセルで18日撮影(2018年 ロイター/Toby Melville)
[ロンドン 22日 ロイター] - メイ英首相は22日、議会で演説し、欧州連合(EU)離脱協定の作業は95%が完了したと表明する見通し。EUが提案した北アイルランド国境の厳格な管理を避ける「バックストップ」(安全策)については、改めて拒否する姿勢を示す。議会に提出する文書の抜粋で明らかになった。
首相は「離脱協定とその議定書は95%が決着した。離脱協定の大多数については協定の形が明確になった」と表明する。ただ、英・EUの双方がバックストップで合意するまで、離脱協定への調印はできない。
首相は「先週表明したように、EUが提案した元々の形のバックストップ案は受け入れられない。アイルランド海に通関が設置され、英国の統一性が損なわれるためだ」とし、「英国の首相であれば誰しも、これを受け入れることはできないだろう。私が受け入れることは絶対にない」と述べる見通し。