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イタリア、債務問題への対処で支援は必要ない=独財務相
2018年10月12日(金)11時47分
10月11日、ドイツのショルツ財務相(写真)は、イタリアは債務問題への対処で支援は必要ないとの認識を示した。写真はベルリンで8月撮影(2018年 ロイター/Joachim Herrmann)
[ベルリン 11日 ロイター] - ドイツのショルツ財務相は11日、イタリアは債務問題への対処で支援は必要ないとの認識を示した。ドイツ公共放送に述べた。
イタリアの公的債務は対国内総生産(GDP)比率が130%を突破しており、欧州連合(EU)ではギリシャに次ぐ高さとなっている。ギリシャは過去数年間、3度にわたる大規模な救済措置を受けている。
財務相は、すべての国は自国経済について責任を負っていると強調。「イタリアのように債務が多い場合は、将来の公的債務に金融市場がどう反応するのか、他の国よりも注意を払うのは当然だ」と述べた。
イタリア政府が11日実施した3年物国債入札は、落札利回りが2.51%と、2013年9月以降で最高となった。今回は、新政権が来年の財政赤字目標を3倍に引き上げて以降で、初の国債入札だった。
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