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トランプ陣営元幹部が司法取引、ロシア疑惑捜査に協力へ
2018年09月15日(土)04時52分
[ワシントン 14日 ロイター] - 2016年の米大統領選でトランプ陣営の選対本部長を務め、先月に脱税や詐欺で有罪評決を受けたポール・マナフォート被告(69)が14日、ロシアによる大統領選干渉疑惑を捜査するモラー特別検察官との司法取引に応じ、疑惑の捜査に協力することで合意した。
マナフォート被告がトランプ大統領についてどのような情報を提供するのかは不明だが、今後捜査が進展する可能性はあり、米中間選挙を間近に控え、トランプ政権にとって痛手となることは必至だ。
同被告は数カ月にわたり捜査への協力を拒んできた。
司法取引では、マナフォート被告が国家への謀略および司法妨害について有罪を認める代わりに、他の罪状での起訴は取り下げられる。ただ、国家への謀略と司法妨害について、10年間の禁固刑を言い渡される可能性はなおある。
ホワイトハウスのサンダース大統領報道官は、マナフォート被告が有罪を認めたことや捜査に協力することについて、大統領選でのトランプ大統領の勝利と何ら関係ないとコメントした。
*内容を追加して再送します。
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