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トルコ大統領、シリア・イドリブ県への攻撃に懸念表明=現地紙
2018年09月05日(水)12時27分
9月4日、トルコのエルドアン大統領(写真)は、反体制派が拠点とするシリアのイドリブ県への攻撃は多くの犠牲者を出す危険があると警告した。写真はトルコの首都アンカラで7月撮影(2018年 ロイター/Umit Bektas)
[イスタンブール 5日 ロイター] - トルコのエルドアン大統領は、反体制派が拠点とするシリアのイドリブ県への攻撃は多くの犠牲者を出す危険があると警告した。その上で、今後テヘランで予定されているイラン、ロシア、トルコの首脳会議は建設的な成果を生み出すと期待を表明した。
現地紙「フリエト・デイリー」が報じた。
シリアのアサド大統領を支援するロシアは4日、イドリブ県の反体制派への攻撃を再開した。エルドアン大統領は「イドリブ県の状況は、トルコにとって極めて重大だ。そこでは無慈悲なことが続いている。この地帯がミサイルで攻撃され、大虐殺が行われるなどとんでもないことだ」と述べた。
反アサド勢力の一部を支援するトルコは、今週行われるテヘランでのサミットが「建設的な成果」をあげることを希望。エルドアン大統領は「この地帯でシリア政府による過激主義を阻止できるよう願っている」と話した。
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