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OPEC、イラン産供給減の肩代わり生産協議へ=イラク当局者
2018年08月30日(木)08時04分
8月29日、イラク国営石油販売公社(SOMO)幹部がロイターに語ったところによると、石油輸出国機構(OPEC)は、11月に始まる米国の対イラン制裁を踏まえ、加盟国がイラン産原油急減分の生産を補うことができるかどうかを12月に討議する見込み。写真はOPECのロゴマーク。ウィーンのOPEC本部で6月撮影(2018年 ロイター/Leonhard Foeger/File Photo)
[バグダッド 29日 ロイター] - 石油輸出国機構(OPEC)は、11月に始まる米国の対イラン制裁を踏まえ、加盟国がイラン産原油急減分の生産を補うことができるかどうかを12月に討議する見込み。イラク国営石油販売公社(SOMO)幹部が29日、ロイターの取材で認識を示した。
同幹部は、イラン産原油輸出が急激に落ち込めば、価格や市場のファンダメンタルズにマイナスの影響が出ると指摘。「次回OPEC総会の展開を予想するのは非常に困難だが、生産各国は市場からなくなるイラン産原油分を補う方策を見出す必要がある」と述べた。
*写真を追加しました。
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