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米大統領、中国がヒラリー氏のメールに不正アクセスとツイート

2018年08月29日(水)18時43分

 8月29日、トランプ米大統領は、中国が2016年の米大統領選の候補だったヒラリー・クリントン氏の電子メールに不正にアクセスしたとツイッターに投稿した。証拠や詳細には触れていない。写真はホワイトハウスで28日撮影(2018年 ロイター/LEAH MILLIS)

[29日 ロイター] - トランプ米大統領は29日未明、中国が2016年の米大統領選の候補だったヒラリー・クリントン氏の電子メールに不正にアクセスしたとツイッターに投稿した。証拠や詳細には触れていない。

トランプ氏は「ヒラリー・クリントンの電子メールは多くが機密情報だが、中国にハッキングされた。FBI(連邦捜査局)と司法省が動かなければ、(FBIのコミー前長官、マケイブ前副長官、ストロック前捜査官など)色々と問題があった後だけに、彼らの信頼性は永遠に失われるだろう!」とツイートした。

また28日夜には「中国がヒラリー・クリントンの私的な電子メールサーバーをハッキングした。ロシアでなかったのは確かか?(冗談だ!)FBIと司法省が正しい確率はどのくらいだろう?実際、非常に大きな話だ。多くが機密情報だ!」と投稿していた。

これに対し、中国外務省の華春瑩報道官は29日、北京で開いた定例記者会見で「似たような主張を聞くのは初めてではない」とした上で、「中国はサイバーセキュリティ―の忠実な守り手だ。いかなる形であれ、インターネット攻撃や機密の盗み取りにわれわれは断固として反対し、取り締まる」と述べたが、トランプ氏やクリントン氏の名前には言及しなかった。

*内容を追加しました。

ロイター
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