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中国、イランとの協力関係を継続へ─王外相=新華社
2018年08月20日(月)09時17分
8月17日、中国の王毅国務委員兼外相(右)は、イランのザリフ外相(左)と電話会談し、イランとの協力関係を継続する考えを示した。写真はASEAN外相会議で会談する両外相。3日にシンガポールで撮影(2018年 ロイター/Feline Lim)
[17日 ロイター] - 中国の王毅国務委員兼外相は、イランのザリフ外相と電話会談し、イランとの協力関係を継続する考えを示した。国営新華社通信が伝えた。
新華社によると、王外相は、2015年に欧米など6カ国とイランが締結した核合意は国際社会の「共通の利益」に合致していると指摘。同合意の締約国には中国とロシアも含まれる。米国は合意からの離脱を表明している。
王氏は「中国は、国際関係における一方的な制裁や『ロング・アーム管轄権』(非居住者に対する司法管轄権)といった間違った慣行に反対する立場を公に示してきた」と強調。
中国はイランと、特にエネルギー分野で密接な通商関係を築いてきた。
トランプ米大統領が、イランと取引する企業は米国で事業ができなくなると警告したことを受けて、中国外務省は今月、イランとの関係はオープンかつ透明で、合法的との見解を表明していた。
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